スカーレットオペラ（2003年生、母マイエルザ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、林祐実から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2006年）

11月17日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のドリームゲートに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コアミーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2007年）

1月9日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルファルドベキアを圧倒的な末脚で半馬身差し切って2勝目をゲットした。

6月8日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、一般C2-14 15（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のパワーラブに2馬身の差をつけて久々の一戦を制した。

6月29日、中2週で迎えた5戦目は、ヘルクレス座特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るスカーレピーコックを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

7月25日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカネゼンケーティを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月28日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、相模湖特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

10月1日、中4週で迎えた8戦目は、世田谷区特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（2008年）

4月4日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、タフなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリバーホークを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

5月6日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したプレシャスコーセイを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のホットピクルスに1馬身半の差をつけて7勝目を収める

7月22日、中5週で迎えた12戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のフォージドアモールに1馬身半の差をつけて制した。

6歳（2009年）

2月9日、約6か月半の休養明けで迎えた13戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

12月11日、約10か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったプルートーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7歳（2010年）

1月12日、中4週で迎えた15戦目は、茄子賞（船橋ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3六七（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトートリムジンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って久方ぶりに白星を挙げた。

4月14日、中8週で迎えた17戦目は、一般C3六（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（7戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。