スズカルビコン（2008年生、母サウダージ）

スズカルビコン（2008年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋イタリアの川名」。毛色は栗毛。種牡馬のルールオブロー（当時7歳）と交配したサウダージが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似共栄牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、様似共栄牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、様似共栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永井啓弍によって420万円で落札された。

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

2月26日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

9月4日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

10月27日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

12月5日、中5週で迎えた5戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた6戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったマスターズソングに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2012年）

1月30日、中5週で迎えた7戦目は、一般C30（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた8戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、祝達也・渚結婚記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたサンキウニシキ決め手に屈してアタマ差の2着となった。

3月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、サヨナラ佐藤ヨロシク笹嶋記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は小山信行騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月16日、中5週で迎えた10戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったダイユウコメットに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C19（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた13戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。