メイプルクリーク（2016年生、母スカイアライアンス）

メイプルクリーク（2016年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「カナダ、サスカチュワン州の街の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時17歳）と交配したスカイアライアンスが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2020年の全日本新人王争覇戦第1戦(一般C3-9)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

2月10日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

8月10日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月18日、連闘で迎えた3戦目は、3歳未勝利（札幌ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

10月13日、中7週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた4戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3 22（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-20（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルモーンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月9日、中1週で迎えた6戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、大会中に生中継☆特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るパストラルを異次元の末脚でハナ差だけ差し切って2勝目を挙げた。

11月23日、中1週で迎えた7戦目は、頑張れ!高知競馬特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾将充騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた8戦目は、ホースと共に特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾将充騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた9戦目は、隊列パズル其の壱特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で妹尾将充騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

12月31日、中0週で迎えた10戦目は、一般C3 12（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で妹尾将充騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4歳（2020年）

1月14日、中1週で迎えた11戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1600m 雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた12戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦第1戦（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のラストシーンに2馬身半の差をつけて制した。

1月28日、連闘で迎えた13戦目は、フクジュソウ特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた15戦目は、ZENROU80（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、オウケンシャトルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月17日、中2週で迎えた16戦目は、フジツツジ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は妹尾将充騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた17戦目は、オキナグサ特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾将充騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた18戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のヴィオラピューロを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月10日、中1週で迎えた19戦目は、カーネーション特別（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は妹尾将充騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾将充騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾将充騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。