バゼールシンボリ（1985年生、母スイートローレンス）

バゼールシンボリ（1985年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のフイデイオン（当時13歳）と交配したスイートローレンスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方41戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年の一般C2。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

5月21日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた3戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/不良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

10月2日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月20日、中6週で迎えた8戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4歳（1989年）

4月9日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、一般C5ロ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた10戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、一般C5（三条ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4ロ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた12戦目は、千葉進騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4（三条ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉進騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉進騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3ロ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大沢健司騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月7日、中5週で迎えた17戦目は、一般C3イ（三条ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（3戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月16日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコーワホワイティをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

10月9日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢信夫騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（8戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のシユウライトに1馬身半の差をつけて優勝

12月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢信夫騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1990年）

1月4日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1200m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢信夫騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月8日、約3か月の休養明けで迎えた27戦目は、一般C3ロ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大沢信夫騎手（11戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3ロ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で大沢信夫騎手（12戦2勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた29戦目は、松原正文騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3ロ（三条ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（13戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大沢健司騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノフローレンスから6馬身差の2着となった。

6月17日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は松原正文騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大沢健司騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は松原正文騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた35戦目は、一般C1ロ（三条ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（6戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカイナズマから4馬身差の2着となった。

9月15日、中3週で迎えた36戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた37戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウィンディバードに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月3日、連闘で迎えた38戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンブーマンボから半馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた39戦目は、オクトーバーハンデ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は千葉進騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大沢健司騎手（10戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた41戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（11戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（12戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中0週で迎えた43戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は千葉進騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（13戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードシンフィンから1馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（14戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアマミバロンから1馬身半差の2着となった。

6歳（1991年）

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた46戦目は、一般C1ハ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（15戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた47戦目は、一般C1ロ（三条ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（16戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた48戦目は、一般C1（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大沢健司騎手（17戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた49戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大沢健司騎手（18戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。