ゴクウ（2003年生、母ユカリ）

経歴

デビュー前

2歳（2005年）

12月16日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オメガポイントに交わされて1馬身半差の2着となった。

3歳（2006年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラウンファルコンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るカネゼンクラウスを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4歳（2007年）

2月5日、約10か月の休み明けで迎えた4戦目は、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミステリーゴットに2馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

3月8日、中3週で迎えた5戦目は、春暁特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャンハイピットを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月23日、中1週で迎えた6戦目は、菜の花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月3日、約8か月半の休養明けで迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1五アイ（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

5歳（2008年）

1月9日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のミシックターフを3/4馬身振り切って4勝目を奪取した。

1月25日、中1週で迎えた9戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、長瀞特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月4日、中0週で迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のトップパンドラに1馬身半の差をつけて制した。

4月2日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のトレノラピドに1馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

5月6日、中4週で迎えた13戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、昇竜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクールヴォイスを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月19日、中1週で迎えた14戦目は、青葉特別（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた15戦目は、時の日特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったエスケイゴーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた16戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアポロコマンダーを半馬身振り切って8勝目をつかんだ。

7月7日、中1週で迎えた17戦目は、スタールビー賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったリュウノケンシロウに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月4日、中3週で迎えた18戦目は、スターライト特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったトキノミスフレンチに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中3週で迎えた19戦目は、勇魚特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた20戦目は、秋分特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

10月23日、中3週で迎えた21戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6歳（2009年）

3月11日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、一般B3二（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた23戦目は、ポインタース賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（6戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月15日、中4週で迎えた24戦目は、アストレイア賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（7戦3勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた25戦目は、南風賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（8戦3勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニイタカシマジロウに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月23日、中2週で迎えた26戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（9戦4勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、抜け出したシンゼンセッターを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

7月14日、中2週で迎えた27戦目は、ルビースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシノテンクウを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月11日、中3週で迎えた28戦目は、ダイアモンドターン賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた29戦目は、ファビィサドル特別（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を披露したが、3着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた30戦目は、長月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のフォージドアモールに2馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

10月22日、中3週で迎えた31戦目は、カノープス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（3戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた32戦目は、川崎宿特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

7歳（2010年）

4月16日、約5か月の休み明けで迎えた33戦目は、アンデルセン特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（5戦3勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

5月4日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた34戦目は、江戸川特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

6月22日、中6週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の水無月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のダイワデリンジャーをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月22日、中3週で迎えた36戦目は、ガーナ共和国盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（8戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の葉月特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

9月17日、中5週で迎えた38戦目は、レミニス賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で繁田健一騎手（10戦4勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

8歳（2011年）

2月25日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた39戦目は、如月特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で繁田健一騎手（11戦4勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

5月6日、中9週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた40戦目は、江戸川特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で繁田健一騎手（12戦4勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた41戦目は、ハンデ戦の緑風特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で繁田健一騎手（13戦4勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

6月24日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で繁田健一騎手（14戦4勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。