クィーンアリス（2014年生、母アリスマイン）

経歴

デビュー前

3歳のとき、林正道から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。4歳のとき、林正道から「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、西森鶴によって54万円で落札された。

武井亮厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

1月14日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

3月26日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

5月14日、中6週で迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に出走。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

6月24日、中5週で迎えた4戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

4歳（2018年）

5月3日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のアーススターリングに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1600m 内回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

6月13日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、リードを2馬身以上キープして、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

6月27日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のアースワンドリームに1馬身半の差をつけて制した。

8月1日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、優駿の里安平町チーズ賞（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（1戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

8月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、Hit The Road賞（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中悠希騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

8月28日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山中悠希騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は力尽きて7着に終わった。

10月20日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた13戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた14戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入った。

11月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

5歳（2019年）

1月1日、中1週で迎えた18戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は宮川実騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた19戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキモンリッチに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ベイブリッジに交わされて1馬身差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったモズトルマリンに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

3月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた25戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾将充騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾将充騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で妹尾将充騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は妹尾将充騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾将充騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったハタノガナールに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾将充騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた33戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で妹尾将充騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。