アクイローネ（1993年生、母トミアルコ）

経歴

デビュー前

3歳（1996年）

9月8日、デビュー戦は寺島祐治騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

9月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったニホンピロホーリーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。

11月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったカロスタルユーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパリスイチローに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（1997年）

4月6日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高山太郎騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露し、5着に入り込んだ。

4月20日、中1週で迎えた8戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイワローマを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って2勝目を挙げた。

6月28日、中3週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の信夫山特別（福島芝2600m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の寺泊特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（7戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアイシャルテイオー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のダイワローマを半馬身振り切って優勝

9月27日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の九十九里特別（中山芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したミッドナイトメテオにハナ差届かず2着となった。

10月18日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の南武特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のTVKテレビ賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝2500m 曇/不良）に出走。鞍上は的場均騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のセイカタイコウをクビ差振り切って制した。

5歳（1998年）

1月10日、中5週で迎えた19戦目は、5歳以上1600万下のアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（6戦2勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

6歳（1999年）

6月13日、約17か月半の休み明けで迎えた20戦目は、5歳以上1600万下の麦秋ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（10戦2勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上1600万下のTUF杯（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手（7戦2勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた22戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の日本海ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

9月11日、中7週で迎えた23戦目は、4歳以上1600万下のニューマーケットカップ（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（11戦2勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の韓国馬事会杯（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（12戦2勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた25戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、福島民報杯（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

10月24日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下のオクトーバーステークス（東京芝2300m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

12月16日、中7週で迎えた27戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のばん阿賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた28戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、春待月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7歳（2000年）

1月10日、中1週で迎えた29戦目は、蛯名民男騎手を鞍上に迎えて、新春特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた30戦目は、ヤマドリ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた31戦目は、銀嶺特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名民男騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた32戦目は、ベゴニア特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のモーレーに5馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。