ウィップラッシュ（2017年生、母ホワイトカーニバル）

ウィップラッシュ（2017年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ジャズの曲名」。毛色は栗毛。種牡馬のスズカコーズウェイ（当時13歳）と交配したホワイトカーニバルが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。2023年の日本海スプリント(地方重賞)で2着に入った他、2023年のアメジストオープン(一般A1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

11月3日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

3歳（2020年）

2月16日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月6日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、セルフィーに交わされて4馬身差の2着となった。

6月21日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢一樹騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢一樹騎手（5戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ナーシサステソーロに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

8月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢一樹騎手（6戦0勝）。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊沢一樹騎手（7戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ミヤビマドンナにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月15日、中2週で迎えた9戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、江差追分全国大会特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、ビッグアーサー賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた11戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、どんどん食べよう道産DAY特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた12戦目は、北海道とともに、世界へ特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のエランヴィタールに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2021年）

4月21日、約6か月の休み明けで迎えた13戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、勇気凛凛賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

5月28日、中4週で迎えた14戦目は、一刀両断賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、見返り美人特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた16戦目は、旧吉田茂邸オープン5周年記念（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた17戦目は、日々草賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラーニーキスに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

8月31日、中3週で迎えた18戦目は、八月尽賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた19戦目は、日和風特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、サトノトリガーにアタマ差交わされて2着となった。

10月13日、中3週で迎えた20戦目は、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西啓太騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた21戦目は、映文連アワード2021 優秀企画賞受賞記念（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西啓太騎手（6戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

12月17日、中4週で迎えた22戦目は、川崎競輪郡司浩平KEIRINGP杯（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で西啓太騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

5歳（2022年）

1月4日、中2週で迎えた23戦目は、千客万来特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西啓太騎手（8戦1勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

1月31日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、みずがめ座特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた25戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、こいぬ座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた26戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、ペガサス座特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた27戦目は、うお座特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた28戦目は、一般B5（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月22日、中0週で迎えた29戦目は、春にんじん賞（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、薫風賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた31戦目は、牡丹賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた32戦目は、一般B6（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったパフュームリボンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた33戦目は、一般B5（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた34戦目は、通山栞のやっholiday（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた35戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のルッチョーラを半馬身振り切って3勝目を奪取した。

7月18日、中0週で迎えた36戦目は、かんむり座特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

8月2日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、疾風特別（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた38戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、フルダッシュオープン（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた39戦目は、残暑吹き飛ぶ!第5回中京競馬（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（10戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた42戦目は、うさぎ座特別（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（11戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた43戦目は、ヤングジョッキーズTR名古屋第1戦（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（12戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

11月9日、中1週で迎えた44戦目は、一般B3（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（13戦0勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のニューレイラインに3馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

11月23日、中1週で迎えた45戦目は、七五三特別（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた46戦目は、初雪特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月21日、中1週で迎えた47戦目は、鰡特別（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ウォーターリベルテに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6歳（2023年）

1月6日、中1週で迎えた48戦目は、門松特別（名古屋ダート920m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（14戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったアイメイドイットを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

1月31日、中3週で迎えた49戦目は、大治特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（15戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、キージュピターに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

2月14日、中1週で迎えた50戦目は、仲春特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた51戦目は、アメジストオープン（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アオイスイセイに交わされて1馬身差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた52戦目は、蛤特別（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、スターインパクトにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月13日、中3週で迎えた53戦目は、クレマチス特別（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（16戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアイファーライオンに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

5月2日、中2週で迎えた54戦目は、ハンデJpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（17戦2勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた55戦目は、すずらん特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた56戦目は、地方重賞の日本海スプリント（金沢ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（18戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオヌシナニモノに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月31日、中5週で迎えた57戦目は、スフェーンオープン（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（19戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月22日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた58戦目は、ベイスプリント（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（20戦2勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

9月5日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた59戦目は、牝馬限定オープンの秋桜賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（21戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた60戦目は、ダリア特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた61戦目は、トゥインクルファンファーレ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（22戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったキャットリングに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

迫田清美厩舎（愛知）へ入厩。

12月14日、中8週で迎えた62戦目は、タンザナイト特別（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（23戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

7歳（2024年）

1月3日、中2週で迎えた63戦目は、辰年特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（24戦2勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず3着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた64戦目は、牡蠣特別（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（25戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったロイヤルパールスにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

1月28日、中1週で迎えた65戦目は、黒潮スプリンターズカップ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（26戦2勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた66戦目は、サファイアオープン（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（27戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた67戦目は、牝馬限定オープンの若草賞土古記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（28戦2勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた68戦目は、アイリス特別（名古屋ダート920m 雨/不良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月17日、中6週で迎えた69戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、湾岸スターカップ（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

6月17日、中3週で迎えた70戦目は、みよし特別（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（29戦2勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

6月27日、中0週で迎えた71戦目は、鱚特別（名古屋ダート920m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（30戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた72戦目は、山田義貴騎手を鞍上に迎えて、早星賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一気に末脚を伸ばして、最後は2着のアクセルオーソに1馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

8月3日、中1週で迎えた73戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、あさがお賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた74戦目は、葉月賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は山田義貴騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

10月12日、中6週で迎えた75戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、コスモス賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた76戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、さざんか賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。