ゴーカイソク（1992年生、母コマツニジンスキー）

ゴーカイソク（1992年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホスピタリティ（当時13歳）と交配したコマツニジンスキーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は冨岡孝治。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方15戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は1996年の一般B2ロ。

経歴

デビュー前

荒木静雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

12月10日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

3歳（1995年）

8月26日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた4戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったマチカネヒエイにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

4歳（1996年）

5月4日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲノエンドレスから5馬身差の2着となった。

5月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般C3ニ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲルパドレスからクビ差の2着に甘んじた。

6月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオルフオブユーから3/4馬身差の2着となった。

6月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグローバルニシキに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスクリーンフェイスに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

7月15日、中1週で迎えた14戦目は、文月特別（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジフクコからクビ差の2着に甘んじた。

8月18日、中4週で迎えた15戦目は、荒木孝良騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクリスタルイオに1馬身半の差をつけて優勝

9月1日、中1週で迎えた16戦目は、長月特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトガミムソウから2馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウザイトシから5馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1ハ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のロッキートップをクビ差制して1着ゴールを果たした。

10月13日、中1週で迎えた19戦目は、オータムカップ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウシングルメから1馬身差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（10戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカツマレンショーに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドハッピーをアタマ差制して優勝

11月26日、中1週で迎えた22戦目は、月岡賞（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（12戦5勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた23戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、上山優駿樹氷賞（上山ダート2300m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。