タケイチエリート（1997年生、母ユーワサブリア）

タケイチエリート（1997年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のマイニング（当時13歳）と交配したユーワサブリアが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。戦績は、中央平地16戦0勝2着2回、地方24戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の一般B8。

経歴

デビュー前

菅谷禎高厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月5日、デビュー戦は菅谷正巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

1月15日、中0週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたタマモシアター決め手に屈してクビ差の2着となった。

3月11日、中7週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり6着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅谷正巳騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅谷正巳騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で菅谷正巳騎手（5戦0勝）。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた7戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、逃げるアグネスエンジェルを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宇田登志夫騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で宇田登志夫騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で15番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを2馬身以上キープして、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で宇田登志夫騎手（4戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月10日、約5か月の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（6戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず13着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（7戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

4歳（2001年）

3月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅谷正巳騎手（8戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた15戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は菅谷正巳騎手（9戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず16着に終わった。

6月26日、約3か月の休み明けで迎えた17戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタケイチケンショウに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月5日、連闘で迎えた18戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉地学騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったネイティブクラウンから2馬身差の2着に敗北した。

10月25日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた21戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のレディワールドに半馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

12月5日、中1週で迎えた22戦目は、つわぶき特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオキタタイコーからクビ差の2着に甘んじた。

12月12日、連闘で迎えた23戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミズホハヤブサに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスホームランに4馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

5歳（2002年）

1月15日、中2週で迎えた25戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーシックから1馬身差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた27戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月20日、中5週で迎えた28戦目は、小野敦騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた29戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた30戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野敦騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクソニックから1馬身半差の2着となった。

5月6日、中2週で迎えた31戦目は、牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野敦騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野敦騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた33戦目は、宇佐美亨騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月1日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた34戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇佐美亨騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宇佐美亨騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇佐美亨騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた37戦目は、すいれん特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇佐美亨騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた38戦目は、なでしこ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇佐美亨騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペシャルホーラーから1馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中1週で迎えた39戦目は、ほうせんか特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宇佐美亨騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で宇佐美亨騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。