ナイスホームラン（1997年生、母サークルフレンド）

ナイスホームラン（1997年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメジロライアン（当時10歳）と交配したサークルフレンドが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中川牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方38戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の一般C10。

経歴

デビュー前

2歳のとき、中川牧場から「北海道5月3歳トレーニングセールサラブレッド3歳」に上場され、菅藤宗一によって1,365万円で落札された。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

9月5日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた2戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3歳（2000年）

5月6日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

6月25日、中5週で迎えた5戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアメイズからハナ差の2着に甘んじた。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1550m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカンタベリーボーイに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた8戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1550m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシュガーシルフに4馬身の差をつけて2勝目をマークした。

8月27日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦の4歳B（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、4歳B1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月9日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、4歳B3（新潟(地)ダート1550m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月8日、中3週で馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた12戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の新潟ノベンバーシリーズ第7戦（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた13戦目は、4歳B3（新潟(地)ダート1550m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は向山牧騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月25日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、4歳B3（新潟(地)ダート1550m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシブラボーから5馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中4週で迎えた15戦目は、米山哲郎騎手を鞍上に迎えて、一般C9（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のファスターレディーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2001年）

1月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米山哲郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキアンクレットをクビ差制して4勝目を挙げた。

1月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米山哲郎騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた18戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で米山哲郎騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で米山哲郎騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のカーリーブライに半馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

3月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で米山哲郎騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月12日、中4週で迎えた21戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で米山哲郎騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月12日、中8週で迎えた22戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンメイポートから2馬身差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた23戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた24戦目は、小瀬良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミスボタンをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

8月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小瀬良昌騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタイコークリーンをクビ差制して7勝目を手に入れた。

9月6日、中4週で迎えた26戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小瀬良昌騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた27戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小瀬良昌騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキファストから1馬身半差の2着に敗北した。

10月12日、中2週で迎えた28戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小瀬良昌騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小瀬良昌騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた30戦目は、一般B8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小瀬良昌騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小瀬良昌騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた32戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は深見明宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、連闘で迎えた33戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた34戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深見明宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケイチエリートから4馬身差の2着となった。

5歳（2002年）

1月1日、連闘で迎えた35戦目は、一般B7（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で深見明宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月14日、約5か月半の休み明けで迎えた36戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で深見明宏騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた37戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で深見明宏騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた38戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で深見明宏騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月20日、中8週で迎えた39戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で深見明宏騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた40戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で深見明宏騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた41戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた42戦目は、尾花特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。