タイキミホクイーン（2010年生、母タイキミューズ）

タイキミホクイーン（2010年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋美浦で一番の女王になることを願って」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時16歳）と交配したタイキミューズが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方38戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年のファイナルレース(一般C3-6)。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額1,000万円（5万×200口）で一口馬主が募集された。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

4月7日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

6月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

8月10日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。14着に敗れた。

9月21日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

11月3日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、ガンバレ福山魂特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月9日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、轟の滝と大荒の滝特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビューティワンダーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月17日、連闘で迎えた7戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビューティワンダーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた9戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、奈半利野根山街道特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず最後はツカサリバティーと並んで6着同着となった。

12月15日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプレミールローズに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月23日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4歳（2014年）

1月19日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた13戦目は、トチノミネフジ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた14戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったカヤドーモトクンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

2月16日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったヘイブンズギフトに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

2月23日、連闘で迎えた16戦目は、ニロギの煮付け特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネピュアハートに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月23日、連闘で迎えた18戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、フナバシボンバー特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた19戦目は、妹尾浩一朗初騎乗特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた20戦目は、祝!山崎陽輝誕生特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた21戦目は、冷やしあめ特別（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた23戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、大川筋武家屋敷特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

6月1日、連闘で迎えた24戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月8日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3ト（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた26戦目は、賀谷祥平騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた28戦目は、琢郎&千峰子結婚特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた29戦目は、一般C3-6（高知ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた30戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月27日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた32戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた33戦目は、一般C3ヘ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた34戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

9月7日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3ヘ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月15日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた37戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（高知ダート1300m 雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3ト（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた39戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカウガールブルースを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

11月2日、中1週で迎えた40戦目は、山崎真騎手を鞍上に迎えて、奥物部べふ峡特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた42戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎真騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。