カウガールブルース（2011年生、母プリティカウガール）

カウガールブルース（2011年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「映画名より」。毛色は栗毛。種牡馬のステイゴールド（当時17歳）と交配したプリティカウガールが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方12戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

9月15日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。

11月9日、中5週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた4戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

3歳（2014年）

1月12日、中4週で迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

4月9日、中9週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の八重桜賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた9戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のララブラックに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月7日、中1週で迎えた10戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったアワジノルーキーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、中0週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のナムラクレセントに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月6日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヘヴンリーチョコに5馬身の差をつけて1番人気に応えた。

7月12日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-6（高知ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように急駛したが、勝ったロブストニケに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（5戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

8月30日、中4週で迎えた16戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、我らが馬友・村上特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

10月5日、中4週で迎えた17戦目は、栄久生誕六十四年特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた18戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、タイキミホクイーンに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月25日、連闘で迎えた19戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、甫喜ヶ峰森林公園特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。