イブキカンリンマル（1994年生、母ミリオンヒマワリ）

イブキカンリンマル（1994年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナコスモス（当時11歳）と交配したミリオンヒマワリが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は小田誠一。戦績は、地方38戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は1998年のアクアライン特別(一般B3二)。

経歴

デビュー前

大和田明厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（1997年）

7月22日、デビュー戦は野崎武司騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったザーラクインから半馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、深野塁騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユウヒメナナに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月18日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で深野塁騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハードロッカーから半馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦の5組イ（川崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で深野塁騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハミダシオーから1馬身半差の2着に敗北した。

12月28日、中4週で迎えた5戦目は、鈴木淳騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームアイカに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1998年）

2月17日、中6週で迎えた6戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は深野塁騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2六七（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で深野塁騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月2日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で深野塁騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーパインに3/4馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

5月7日、中4週で迎えた9戦目は、カッコウ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で深野塁騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、風待月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で深野塁騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたネヴァーエンドラン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

6月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1六（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で深野塁騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた12戦目は、夏雲特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で深野塁騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヨネロマンをアタマ差制して4勝目を挙げた。

7月20日、中1週で迎えた13戦目は、マリーン特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で深野塁騎手（10戦3勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた14戦目は、ベテルギュース特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で深野塁騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月19日、中0週で迎えた15戦目は、潮騒特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で深野塁騎手（12戦3勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダブルミカオーから5馬身差の2着となった。

9月6日、中2週で迎えた16戦目は、菊月特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で深野塁騎手（13戦3勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、秋陽特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で深野塁騎手（14戦3勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月19日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の秋嶺特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で深野塁騎手（15戦3勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月6日、中2週で迎えた19戦目は、山茶花特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で深野塁騎手（16戦3勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3五（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は深野塁騎手（17戦3勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた22戦目は、アクアライン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレインボーレオを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月30日、中1週で迎えた23戦目は、玄冬特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は深野塁騎手（18戦3勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（1999年）

1月11日、中1週で迎えた24戦目は、初駒特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深野塁騎手（19戦3勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた25戦目は、如月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深野塁騎手（20戦3勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた26戦目は、清夏特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で深野塁騎手（21戦3勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。最後はグローバルファイタと並んで3着同着となった。

6月28日、中1週で迎えた27戦目は、一番星特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で深野塁騎手（22戦3勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた28戦目は、星夜特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で深野塁騎手（23戦3勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた29戦目は、雲海特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で深野塁騎手（24戦3勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた30戦目は、オオタカ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で深野塁騎手（25戦3勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた31戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で深野塁騎手（26戦3勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた32戦目は、錦秋特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で深野塁騎手（27戦3勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月24日、中4週で迎えた33戦目は、初冬特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木淳騎手（1戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は深野塁騎手（28戦3勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

12月22日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深野塁騎手（29戦3勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のアトラスエースをクビ差制して制した。

6歳（2000年）

1月16日、中3週で迎えた36戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で深野塁騎手（30戦4勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた37戦目は、麦秋特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で深野塁騎手（31戦4勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた38戦目は、濃緑特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で深野塁騎手（32戦4勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。