シルクプレイヤー（2008年生、母プレギエーラ）

シルクプレイヤー（2008年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋祈る人」。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時10歳）と交配したプレギエーラが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方27戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C2-40。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,000万円（4万×500口）で一口馬主が募集された。

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

9月18日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

11月19日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったウィッシュボーンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた4戦目は、3歳以上C2 39（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカシノリミテッドに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2012年）

1月5日、中2週で迎えた5戦目は、ニューイヤー特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

1月14日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るリッカシャイニーを鮮烈な末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

2月8日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったトゥルートゥルーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月25日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したトウショウエルストを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したイットーアンファンを差し切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた12戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

5月27日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月8日、中5週で迎えた15戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた16戦目は、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

8月16日、中3週で迎えた17戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

8月26日、中0週で迎えた18戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた19戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、チャレンジレース（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラウンティアラを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月22日、中1週で迎えた20戦目は、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた21戦目は、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したリッカトレジャーを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月26日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上C2-40（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた24戦目は、ヤングジョッキーレース（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上C2-40（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のヴァンブランをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

12月9日、中1週で迎えた26戦目は、グッドラックカップ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で南谷圭哉騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で南谷圭哉騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5歳（2013年）

1月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で南谷圭哉騎手（9戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。