テイエムゼネラル（2001年生、母ソーラーミスティーク）

テイエムゼネラル（2001年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋将軍」。毛色は栗毛。種牡馬のデヒア（当時10歳）と交配したソーラーミスティークが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害7戦0勝、地方28戦11勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般B3二。

経歴

デビュー前

当歳のとき、藤本ファームから「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、竹園正継によって840万円で落札された。

渋谷信隆厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2004年）

8月31日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は493kg。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のピチピチピッチに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦のナティーホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

10月27日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のクリーンゴールドに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月16日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したドレイクフォンテンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

11月24日、連闘で迎えた5戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4歳（2005年）

1月4日、中5週で迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

2月23日、中6週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のニッポンダンジに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月17日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2六（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンデームサシに7馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

4月13日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプロスパーゴールドに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月25日、中1週で迎えた10戦目は、卯月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（6戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月1日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したシネマラインにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月10日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、長谷特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月31日、中2週で迎えた13戦目は、渋谷区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（8戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエイワレイジーに1馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

11月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

12月14日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヨシノダイオをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

5歳（2006年）

1月3日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のミッドフィルダーに1馬身の差をつけて優勝

1月24日、中2週で迎えた17戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた18戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1二三（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のフミノルピナスを3/4馬身振り切って9勝目を収める

5月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、一般B3（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフレスベルグを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

6月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3二（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（5戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトウカイサプライズに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

7月28日、中5週で迎えた22戦目は、カーネリアン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

9月22日、中7週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の真葛特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（7戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた24戦目は、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

11月14日、中4週で迎えた25戦目は、フェイスフルステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（9戦5勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の富里特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したアストリッドを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた27戦目は、マルチサドル特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6歳（2007年）

1月16日、中3週で迎えた28戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、マルチマックス特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

3月11日、中7週で迎えた29戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上1000万下の四国新聞杯（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上1000万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた33戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた34戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月5日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月26日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた36戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた37戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は宇田登志夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月23日、中8週で迎えた38戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（2008年）

11月1日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月13日、中5週で迎えた40戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高野和馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

8歳（2009年）

1月24日、中5週で迎えた41戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。