ユメカナウトキ（2020年生、母ミンナノユメノセテ）

ユメカナウトキ（2020年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「夢叶う時」。毛色は栗毛。種牡馬のノボジャック（当時23歳）と交配したミンナノユメノセテが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は橋本牧場。主な勝ち鞍は2023年の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞(B6)。

経歴

デビュー前

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

2月18日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

4月15日、中7週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

6月13日、中4週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のケレンシアに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のマラカイト特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したゴールスナイパーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中3週で迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメトリン特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の三夜踊り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したオフィスバトルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた8戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の輪島大祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

9月16日、中3週で迎えた9戦目は、エルマ・シェイタン活動三周年記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたイチゴホイップ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

10月8日、中2週で迎えた10戦目は、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったタッチャブルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1八（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた12戦目は、HBA組合長賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したデルマツキオトシを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のジュジュジューンをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月19日、中3週で迎えた14戦目は、山田くん司法試験合格記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

12月27日、連闘で迎えた15戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2024年）

3月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg減らして迎えた16戦目は、復興祈念関西人木下智史新幹線で金沢杯（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4月21日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた17戦目は、デビュー3周年記念点染テンセイ少女。杯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた18戦目は、山崎悟君生誕記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では生得の持久力でしぶとく粘り込んで、最後は2着のシングンバズーカを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。