ジュジュジューン（2020年生、母アグネスマジカル）

ジュジュジューン（2020年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「授受+冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時7歳）と交配したアグネスマジカルが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高昭牧場。主な勝ち鞍は2023年のかなざわスポーツフェスティバル2023杯(一般C2八)。

経歴

デビュー前

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

3月26日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

5月28日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた3戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 雨/稍重）に出走。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

8月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

9月19日、中2週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、うまかつ.net金沢ジョッキー選手権3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエスカミーリョに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた6戦目は、かなざわスポーツフェスティバル2023杯（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のシバノナスタチウムに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月15日、中1週で迎えた7戦目は、いしかわの農林漁業まつり特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のケイアイマゴラに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

デビュー前

中川雅之厩舎（金沢）へ入厩。

11月7日、デビュー戦は青柳正義騎手を鞍上に据えて、牝馬限定戦のシンビジウム賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月21日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったユメカナウトキをアタマ差捉え切れず2着に甘んじた。

12月3日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた9戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、片町雪吊りイルミネーション賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したトーアカラカウアにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月19日、中1週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定戦のクリスマスローズ賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシントーネネに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月26日、連闘で迎えた11戦目は、牝馬限定戦のシクラメン賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（5戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のレッドカメリアに1馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

4歳（2024年）

3月25日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のハナカイドウ賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマラッカに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、B2五（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったディモールトに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で馬体重を前走からさらに15kg減らして迎えた14戦目は、牝馬限定戦のアネモネ賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したプレミアマインにクビ差届かず2着に甘んじた。