トウホースナイパー（1998年生、母トウホーフレンチ）

トウホースナイパー（1998年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒシマサル（当時9歳）と交配したトウホーフレンチが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛渡牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

中澤勇喜厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2000年）

5月28日、デビュー戦は向山牧騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョージシャトルから2馬身半差の2着に敗北した。

6月10日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクリスタルオージャをハナ差制して初白星を挙げた。

6月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳A（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスフェザントから3/4馬身差の2着となった。

7月9日、連闘で迎えた4戦目は、3歳A（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のニイガタブルボンに3/4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月30日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンの三條新聞賞（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた6戦目は、3歳A1（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A1（新潟(地)ダート1550m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のファビュアスに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳A1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のナンバーイチバンに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月22日、中2週で迎えた9戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのペガサス賞（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月17日、中7週で迎えた10戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3歳（2001年）

1月8日、中2週で迎えた11戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の呉竹賞（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

3月3日、中7週で迎えた12戦目は、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

6月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定3歳500万下のグラジオラス賞（福島芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

10月4日、約3か月の休養明けで迎えた14戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のきんもくせい特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた15戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の伊勢菊特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

12月15日、中6週で迎えた16戦目は、3歳戦のカトレア特別（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた17戦目は、熊野勲男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

4歳（2002年）

1月8日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2四（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

2月11日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般C2三四（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊野勲男騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

2月20日、連闘で馬体重を前走から14kg絞って迎えた20戦目は、一般C2三（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊野勲男騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2六（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊野勲男騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。