イシノラツキー（1985年生、母マウントメロデイー）

イシノラツキー（1985年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のソーブレスド（当時20歳）と交配したマウントメロデイーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山本通則。戦績は、中央平地1戦0勝、地方23戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の東京プリンセス賞。

経歴

デビュー前

泉孝厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1987年）

12月28日、デビュー戦は尾形秋徳騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

3歳（1988年）

1月26日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾形秋徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のメビウスシンザンに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月22日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾形秋徳騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のウエルセンプウに半馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3月21日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦の若葉特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾形秋徳騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾形秋徳騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のハーバーマリーンに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月26日、中5週で迎えた6戦目は、3歳戦のカーネーション特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾形秋徳騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイシュウウイングから3馬身差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のアマリリス特別 1組（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾形秋徳騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノルイヤに4馬身の差をつけて4勝目を収める

7月6日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾形秋徳騎手（7戦4勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスプリングローズをアタマ差制して5勝目を手中に収めた。

8月31日、中7週で迎えた9戦目は、3歳戦のマリーンカップ（船橋ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で尾形秋徳騎手（8戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた10戦目は、ファーストレディー賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で尾形秋徳騎手（9戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタクジーニアスに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月26日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、キヨフジ記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で尾形秋徳騎手（10戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた12戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中5週で迎えた13戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東京湾カップ（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1989年）

2月7日、中5週で迎えた14戦目は、ウインターカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は尾形秋徳騎手（11戦6勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、うづき特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた16戦目は、かしわ記念（船橋ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノサンフォードに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月28日、中5週で迎えた17戦目は、クイーン賞（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月6日、中5週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた18戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、G3の北九州記念（小倉芝1800m 曇/良）に出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

5歳（1990年）

1月17日、約5か月半の休み明けで迎えた19戦目は、望月高司騎手を鞍上に迎えて、ウインターハンデ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアイルビーゼアに半馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

2月14日、中3週で迎えた20戦目は、アメジスト特別（名古屋ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で望月高司騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月21日、中4週で迎えた21戦目は、名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で望月高司騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月10日、約9か月の休養明けで迎えた22戦目は、エリカ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で望月高司騎手（3戦1勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のストロンゲストをハナ差制して休養明けの一戦をモノにした。

6歳（1991年）

1月18日、中5週で迎えた23戦目は、ウインターハンデ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で望月高司騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた24戦目は、アメジスト特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で望月高司騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。