シークレットグロウ（2019年生、母タツサファイヤ）

シークレットグロウ（2019年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「隠れた輝き」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時16歳）と交配したタツサファイヤが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上進治。主な勝ち鞍は2022年のクラブコンサドーレ賞(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

4月16日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

6月18日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサマー特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

9月20日、中5週で迎えた5戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、日高町Bグルメタコロッケ賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、シトラスダルに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、みついし花だより賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた7戦目は、クラブコンサドーレ賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のロージーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた8戦目は、最後までおトク!楽天競馬特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

4歳（2023年）

4月27日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上C4-1（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で石川倭騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川倭騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

5月24日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石川倭騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカツゲキウマムスビに3馬身の差をつけて優勝

6月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C3-1（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石川倭騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

8月15日、中8週で迎えた13戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のヴェロニクに4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

9月3日、中2週で迎えた14戦目は、石川県畜産協会長賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた15戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で魚住謙心騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた16戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で魚住謙心騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた17戦目は、きらめくステージ@石川県立音楽堂杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で魚住謙心騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた18戦目は、大西凜生誕祭～21歳のりんりん降臨記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で魚住謙心騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、輪島かにまつり特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で魚住謙心騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた20戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で魚住謙心騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、ダフニスにハナ差交わされて2着に惜敗した。

12月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で魚住謙心騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5歳（2024年）

1月16日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で濱尚美騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた25戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で濱尚美騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフォーカスオンミーに2馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

3月11日、中2週で迎えた26戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興支援杯2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のノーウェイに2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

4月2日、中2週で迎えた27戦目は、野島一輝生誕記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は魚住謙心騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた28戦目は、能登半島地震復興支援杯13（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（10戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた29戦目は、大濱美亜、金沢競馬&石川初渡航記念特別編成（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で魚住謙心騎手（11戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたラマジ決め手に屈して半馬身差の2着となった。