シンメイチェイサー（1999年生、母シンメイリボーン）

シンメイチェイサー（1999年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のメジロライアン（当時12歳）と交配したシンメイリボーンが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方18戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の鷺草特別(一般C)。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

11月24日、デビュー戦は服部剛史騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は448kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた2戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

3歳（2002年）

1月12日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は服部剛史騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で服部剛史騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で服部剛史騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で服部剛史騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

5月7日、中6週で迎えた7戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったウイングアサヒから半馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッピーマンデーからアタマ差の2着に甘んじた。

6月12日、中2週で迎えた9戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイーグルジェットから1馬身半差の2着に敗北した。

7月18日、中2週で迎えた11戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトウジンロレアルに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドバリアから1馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、鷺草特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームアミーゴに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月2日、中3週で迎えた14戦目は、シュウカイドウ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた15戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で丸野勝虎騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセトブリッジから2馬身差の2着となった。

11月15日、中2週で迎えた16戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で丸野勝虎騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（2003年）

2月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で丸野勝虎騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で丸野勝虎騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエフワンヘイローを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月4日、中3週で迎えた19戦目は、淡墨桜特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で丸野勝虎騎手（12戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般B8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で丸野勝虎騎手（13戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカツノエブロスに1馬身半の差をつけて優勝

5月13日、中3週で迎えた21戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で丸野勝虎騎手（14戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた22戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（15戦4勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた24戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（16戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。