ラシアス（2021年生、母ブリリアントコール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上雅規から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、YGGオーナーズクラブによって220万円で落札された。

2歳（2023年）

8月14日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は411kg。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のフライングロッドに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳S3のルーキーズサマーカップ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

3歳（2024年）

1月12日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったリブートパワーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

2月20日、中5週で迎えた4戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月18日、中7週で迎えた5戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

6月17日、中8週で迎えた6戦目は、3歳戦のさいたまシリーズ開幕（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

8月21日、中8週で迎えた7戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋元耕成騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で秋元耕成騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた9戦目は、名水百選「風布川・日本水」賞（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋元耕成騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

12月13日、中6週で迎えた10戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパイロンに6馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

12月27日、中1週で迎えた11戦目は、仕事納め特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

4歳（2025年）

1月23日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のニードレストゥセイに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

2月18日、中3週で迎えた13戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた14戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のヴァンクリーフを3/4馬身振り切って4勝目を奪取した。

4月30日、中3週で迎えた16戦目は、春満月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

6月11日、中5週で迎えた17戦目は、五六川賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

8月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、元丸記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、レクランスリールに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月25日、中3週で迎えた19戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったアオラキに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中3週で迎えた20戦目は、ペルセウス座特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（6戦3勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

11月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（7戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。