タグファイト（2002年生、母ケース）

タグファイト（2002年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ファイト」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチソニック（当時5歳）と交配したケースが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は田口廣。戦績は、中央平地2戦0勝、地方39戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年のアルデバラン特別(一般C2-2)。

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

8月20日、デビュー戦は北村浩平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は530kg。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

9月21日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベテルギウス特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた3戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

4歳（2006年）

4月20日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のランバリヨンに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月10日、中2週で迎えた5戦目は、一般D2-3（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピリカヌプリに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

5月25日、中1週で迎えた6戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパピヨンヨーリに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月14日、中2週で迎えた7戦目は、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレスポンスを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、アポイ山荘特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパーアスリートに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月12日、中1週で迎えた9戦目は、上川生産連特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月19日、中9週で迎えた10戦目は、アルゴル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた11戦目は、タヤスツヨシ賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（7戦4勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、蘭越町おいしいらんこし米特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（8戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた13戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、がんばれ馬産地特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プランサーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5歳（2007年）

5月2日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（9戦4勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のアストラルフォースをアタマ差振り切って休み明け初戦を物にした。

5月29日、中3週で迎えた15戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、ミラクルアドマイヤ賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったバザラタイショウから3/4馬身差の2着となった。

6月13日、中1週で迎えた16戦目は、日本軽種馬協会特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた17戦目は、サウスヴィグラス賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコウチブライアンに2馬身半の差をつけて6勝目をゲットした。

7月17日、中2週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、ペガスス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（11戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月31日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた19戦目は、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジャンボルビーに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月28日、中3週で迎えた20戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた21戦目は、フォーマルハウト特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（13戦6勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

10月9日、中3週で迎えた22戦目は、テレグノシス賞（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（14戦6勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた23戦目は、大樹歴舟川特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（15戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた24戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、日本軽種馬登録協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

6歳（2008年）

5月15日、約6か月半の休養明けで迎えた25戦目は、シックスセンス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（16戦6勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

5月29日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた26戦目は、タイムパラドックス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（17戦6勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウサンデーに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月18日、中2週で迎えた27戦目は、JAとまこまい広域メロン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（18戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた28戦目は、沼田町ほたるの里「ほたる祭り」開催記念特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（19戦7勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた29戦目は、スパイキュール賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（20戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニットウナデシコからハナ差の2着に惜敗した。

8月12日、中1週で迎えた30戦目は、サッポロ麦とホップ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（21戦7勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた31戦目は、アルタイル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（22戦7勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた32戦目は、レチクル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に沈んだ。

9月23日、中1週で迎えた33戦目は、元浦川特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（23戦7勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月21日、中3週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた34戦目は、門別温泉とねっこの湯特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（24戦7勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

11月4日、中1週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた35戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、日高町建設協会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた36戦目は、北海道えぞ松特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（25戦7勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた37戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメイショウフォンテを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月21日、連闘で迎えた38戦目は、宮川浩一騎手を鞍上に迎えて、一般A Bイ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

7歳（2009年）

1月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川浩一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

1月12日、中1週で迎えた40戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮川浩一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた41戦目は、荒田春良誕生月特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮川浩一騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。