ブレイブテイオー（1993年生、母イシノラッキー）

経歴

デビュー前

2歳（1995年）

8月13日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/重）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のシンワミスターワンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月30日、中3週で迎えた3戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのききょうステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアイビーステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下の黄菊賞（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

3歳（1996年）

2月25日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧田和弥騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた9戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の桜草特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた10戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都芝1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

9月16日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、名古屋チャレンジカップマーキュリー賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた13戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の尖閣湾特別（新潟芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で大外17番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

4歳（1997年）

1月26日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

7月27日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた15戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを2馬身以上キープして、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

8月24日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた16戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

11月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

12月14日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

5歳（1998年）

3月28日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の岡崎特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

4月5日、連闘で迎えた21戦目は、5歳以上500万下の蒲郡特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（6戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手が足りず12着に終わった。

10月31日、約5か月半の休み明けで迎えた25戦目は、4歳以上500万下の秋元湖特別（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（8戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

12月26日、中7週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた26戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

6歳（1999年）

1月5日、中0週で迎えた27戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒカリアスティルに2馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

1月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラッキングバードに5馬身の差をつけて3勝目を手にした。

2月14日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマナザシに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月28日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチェリースマイルに9馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月15日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグラスローマンに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月10日、中3週で迎えた32戦目は、5歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンツライアンを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（7戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリズムシュートを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で鮫島克也騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミラノセンリョウを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

7月11日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

8月7日、中3週で迎えた38戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（9戦4勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホッカイイチバンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

8月28日、中2週で迎えた39戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた40戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のオカノダンディを半馬身振り切って7勝目をマークした。