スズハヤブサ（1998年生、母ヒダカツライン）

スズハヤブサ（1998年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のサマーサスピション（当時6歳）と交配したヒダカツラインが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ノースガーデン。戦績は、中央平地12戦0勝、地方21戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年のしもつけ若駒。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノースガーデンから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、ノースガーデンから「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、サン・ファームによって315万円で落札された。

菅原末治厩舎（宇都宮）へ入厩。

2歳（2000年）

7月16日、デビュー戦は平沢則雄騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は443kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノロッチに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月20日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（足利ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、柴嵜勝騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（2001年）

2月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のきんせんか賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

7月1日、中2週で迎えた9戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（福島芝1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた10戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた11戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では伸びが劣勢になり17着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた12戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の古町特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた13戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた15戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた16戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

4歳（2002年）

1月13日、中8週で迎えた17戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のティーエスサリーに7馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

2月2日、中2週で迎えた18戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のクリミナルゴールドをアタマ差制して勝利をモノにする

3月17日、中5週で迎えた19戦目は、アネモネ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山克彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクラダッチューノに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月6日、中2週で迎えた20戦目は、ダイヤモンド特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山克彦騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスケイから1馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた21戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山克彦騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインルーブルからクビ差の2着に甘んじた。

6月10日、中5週で迎えた22戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、ラベンダー特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジエスニセイからアタマ差の2着に甘んじた。

8月18日、中9週で迎えた23戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロマントルからクビ差の2着に甘んじた。

9月24日、中4週で迎えた24戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、セプテンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた25戦目は、りんどう特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月16日、中4週で迎えた26戦目は、かえで特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミツアミから1馬身差の2着となった。

12月12日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた27戦目は、ホワイトエンジェル賞（大井ダート1590m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で茂呂菊次郎騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

5歳（2003年）

1月3日、中2週で迎えた28戦目は、福寿草特別（高崎ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で茂呂菊次郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた29戦目は、おうし座特別（足利ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で茂呂菊次郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月1日、中5週で迎えた30戦目は、黄梅特別（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で茂呂菊次郎騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月22日、中2週で迎えた31戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で茂呂菊次郎騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた32戦目は、アザレア特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は横山克彦騎手（5戦3勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月21日、中8週で迎えた33戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、百合特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。