スリーマックイーン（1999年生、母ナリタローラル）

スリーマックイーン（1999年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時12歳）と交配したナリタローラルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方4戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般C4。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

7月27日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

8月18日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

4歳（2003年）

1月29日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクメモリアルに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月13日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキガウラに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月28日、中5週で迎えた6戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌテイロマンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月6日、中5週で迎えた7戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクシークレットから3馬身差の2着に敗北した。