ラプターリオレウス（2010年生、母デュークラウド）

ラプターリオレウス（2010年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤジャパン（当時8歳）と交配したデュークラウドが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、地方40戦3勝2着11回。主な勝ち鞍は2013年の猿ヶ石川レース(C1二)。

経歴

デビュー前

小西重征厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2012年）

9月16日、デビュー戦は斎藤雄一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は435kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したビービーアンジュに半馬身届かず2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳C1一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、セイントヴィグラスに半馬身交わされて2着に敗北した。

3歳（2013年）

3月25日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の達人の技南部鉄器レース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスパイクラベンダーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の猿ヶ石川レース（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリズムシャドウを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の前沢牛まつりレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の森川海のまち宮古レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したコスモキャロルを差し切れず、2馬身差の2着となった。

6月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の百日草レース（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったシャイニングモモに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月13日、中1週で迎えた11戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1十一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（14戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたダイヤフェアリー決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

10月12日、中1週で迎えた17戦目は、未来へ森を贈ろう。Gift!賞（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（15戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったアルファミッキイにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（16戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったアルカサーバに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 小雪/重）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（17戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた20戦目は、奥州牛杯（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（18戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（19戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヒーローゴールドに3馬身の差をつけて制した。

12月22日、中1週で迎えた22戦目は、花菜好き胡蝶蘭レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で斎藤雄一騎手（20戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2014年）

1月12日、中2週で迎えた23戦目は、相馬野馬追レース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で斎藤雄一騎手（21戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、スパイクラベンダーに交わされて1馬身差の2着となった。

3月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、岩手春の扉レース（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で斎藤雄一騎手（22戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた25戦目は、レグルスレース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で斎藤雄一騎手（23戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ソーラーインパルスに交わされて3馬身差の2着となった。

4月28日、中1週で迎えた26戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた27戦目は、マリーゴールドレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（24戦3勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（25戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた29戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月7日、連闘で迎えた30戦目は、つりがねそうレース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（26戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた31戦目は、夫婦石おいとこレース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（27戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた32戦目は、千厩夏まつりレース（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（28戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた33戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（29戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（30戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（31戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（32戦3勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月25日、中2週で迎えた37戦目は、キリン一番搾り生ビール賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（33戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（34戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ヒシダニエルに交わされて2馬身差の2着となった。

11月24日、中1週で迎えた39戦目は、リンゴジュース杯（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（35戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はクインズブレスと並んで2着同着となった。

12月8日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で斎藤雄一騎手（36戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。