カレーパン（2020年生、母アグネスアーニャ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高松牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって836万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、重野心平によって770万円で落札された。

田村彰啓厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2022年）

7月29日、デビュー戦は吉村智洋騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた2戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の兵庫ジュベナイルカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

9月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1230m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

11月16日、中9週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は永井孝典騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヒメツルイチモンジに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月30日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の2歳未勝利リミテッド（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るピックプリンサを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3歳（2023年）

1月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳A B（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスネークアイズを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3月23日、中8週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳A（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい3着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳A（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエイシンペトラに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳A（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したレスプレンドールに半馬身届かず2着に敗北した。

6月14日、中4週で迎えた11戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

9月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳戦の園田オータムトロフィー（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4歳（2024年）

1月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、オウバイ賞（姫路ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線に入ると、前で粘るクツワノセキトリを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って休養明け初戦を物にした。

2月7日、中2週で迎えた14戦目は、アリッサム賞（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったネネに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月27日、中2週で迎えた15戦目は、カモミール賞（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したブエラフェルテを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

3月28日、中3週で迎えた16戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2 C1（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたマイネルイヴィンス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月16日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったステラデルシエロに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月30日、中2週で迎えた19戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーズチャンピオンシップ第2戦（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入った。

6月14日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のユキノマリアをハナ差振り切って5勝目をマークした。

7月5日、中2週で迎えた21戦目は、OBCラジオ大阪もう好きにやります賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月23日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた23戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。