ギャランティビート（2001年生、母ヤングチハル）

ギャランティビート（2001年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアブクマポーロ（当時9歳）と交配したヤングチハルが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣政治。戦績は、地方40戦15勝2着8回。2007年の楠賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、本巣政治から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、本巣政治から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、岩井文雄によって173.25万円で落札された。

森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

11月27日、デビュー戦は永島太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。馬体重は489kg。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳F42（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイシノホーリーベルに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2004年）

7月7日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳F51（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオレオレオラに5馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

7月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳F33（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレストアガバナーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月19日、中3週で迎えた5戦目は、3歳F13（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のコスモジェルジを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

9月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の笠形山特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（5戦4勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンエムマリオンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

9月22日、中1週で迎えた7戦目は、摩耶山特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた8戦目は、天王山特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で永島太郎騎手（7戦4勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず11着に敗れた。

4歳（2005年）

6月9日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で永島太郎騎手（8戦4勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアットウを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

6月23日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上C3-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で永島太郎騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカネマサバレリーナを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月18日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で永島太郎騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシノダカーポに5馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

8月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で永島太郎騎手（11戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオールザコスモを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月17日、中1週で迎えた13戦目は、神戸ビーフ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で永島太郎騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のプリティピットに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月21日、中4週で迎えた14戦目は、東芝ライテック賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で永島太郎騎手（13戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のユーワゼフィルスをクビ差振り切って怒涛の5連勝を決めた。

10月27日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で永島太郎騎手（14戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月23日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で永島太郎騎手（15戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシネタイムに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

5歳（2006年）

5月17日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上A2一（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は17戦連続で永島太郎騎手（16戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で永島太郎騎手（17戦10勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メイショウムサシにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

6月14日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上A2一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で永島太郎騎手（18戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハートランドロバリにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上A2一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で永島太郎騎手（19戦10勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた21戦目は、ちくさ高原ネイチャーランド特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で永島太郎騎手（20戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイシンベーターを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月25日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上A2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で永島太郎騎手（21戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で永島太郎騎手（22戦10勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイシンベーターを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

9月28日、中5週で迎えた24戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のムテッポウに2馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

10月12日、中1週で迎えた25戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハツネドオゴをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

11月1日、中2週で迎えた26戦目は、地方重賞の楠賞（園田ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月7日、中4週で迎えた27戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦2勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

6歳（2007年）

2月8日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、猪名川彫刻の道特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上A1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月29日、中4週で迎えた30戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上A1一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上A1二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のバンブージーコをアタマ差振り切って勝利数を14に伸ばす

6月14日、中3週で迎えた34戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で松平幸秀騎手（10戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したキングスランソンにアタマ差届かず2着に惜敗した。

8月16日、中8週で迎えた35戦目は、3歳以上A1一（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松平幸秀騎手（11戦3勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

9月27日、中5週で迎えた36戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で松平幸秀騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハツネドオゴを鬼脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

10月11日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上A1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で松平幸秀騎手（13戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた38戦目は、地方重賞の楠賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は15戦連続で松平幸秀騎手（14戦4勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったジョイーレに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月6日、中4週で迎えた39戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で松平幸秀騎手（15戦4勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた40戦目は、城山電子特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で松平幸秀騎手（16戦4勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したリヴァーフィールドを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。