セイシークエンス（2019年生、母ヒシストーミイ）

セイシークエンス（2019年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のセイクリムズン（当時13歳）と交配したヒシストーミイが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は若林順一。2023年のスプリント特別(一般)で2着に入った他、2023年のハヤテ特別(一般)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2021年）

9月6日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の夢と誇りあるふるさと葛飾賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

12月27日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

3歳（2022年）

1月27日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の72.5万円以下（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の越中島川賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のデローヴォに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡村健司騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた11戦目は、仲原大生騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた13戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、キバルスターに交わされて2馬身差の2着となった。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、エイシンヌチマシヌに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月26日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のモンテッソーリを3/4馬身振り切って2勝目を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた17戦目は、3歳戦のオニキス賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

デビュー前

佐々木由則厩舎（岩手）へ入厩。

9月18日、デビュー戦は高松亮騎手を鞍上に据えて、3歳B1二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての9番ゲートからスタート。競走除外となった。

10月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、フルミントに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったノボユキに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた20戦目は、プロポンチスメモリアル（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のハピネスガッサンをハナ差振り切って3勝目を奪取した。

11月14日、中1週で迎えた21戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、ノベンバーカップ（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月30日、中6週で迎えた22戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、ハヤテ特別（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

4歳（2023年）

3月12日、中9週で迎えた23戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、夢・希望未来へ前進（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた24戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、モルガナイト賞（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

4月3日、中1週で迎えた25戦目は、オレンジプリンセス賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ブルーウィザードに交わされて5馬身差の2着となった。

5月2日、中3週で迎えた26戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のルチルクォーツをクビ差振り切って制した。

5月15日、中1週で迎えた27戦目は、ラナンキュラス賞（盛岡ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトミケンエンデレアを豪脚でクビ差だけ差し切って5勝目を掴み取った。

6月13日、中3週で迎えた28戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた29戦目は、鳳仙花特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヒカルマドンナを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

7月16日、中1週で迎えた30戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた31戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、ハヤテ特別（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアヴェントゥリストに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中1週で迎えた32戦目は、納涼特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた33戦目は、スプリント特別（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（10戦2勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた34戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定M3のヴィーナススプリント（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に終わった。

10月24日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた35戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（11戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったマイグレーションにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた36戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったルチルクォーツに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた37戦目は、スプリント特別（盛岡ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた38戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、仲冬特別（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた39戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（14戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

12月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた40戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（15戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5歳（2024年）

3月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg戻して迎えた41戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3月30日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた42戦目は、奥州弥生スプリント（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（16戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた43戦目は、若草特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（17戦2勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。