キングリホリホ（2008年生、母ルナジェーナ）

キングリホリホ（2008年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ハワイ王国二代目の王」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時7歳）と交配したルナジェーナが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は上村清志。戦績は、中央平地8戦0勝、地方27戦21勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年のなでしこチャレンジカップ第1戦(C2 15)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上村清志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、平井裕によって1,816.5万円で落札された。

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

1月29日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

7月30日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

10月2日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシゲルイッテツに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月15日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファランギースに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウチグサに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のタトゥーンを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

12月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のキジトサルヲツレテに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月25日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦5勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプティトリアノンに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4歳（2012年）

1月28日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のムーンパラダイスに2馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

3月10日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた12戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

5歳（2013年）

2月17日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

5月26日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた16戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のイエローラインに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月6日、中1週で迎えた17戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ第13戦（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエネルジコに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

7月27日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサマーロータスに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（7戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のオリオンザパワーをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

9月16日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（8戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のヒカリエンジェルに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月28日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（9戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のフジノトップガンに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月19日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（10戦10勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカネトシエスプリに4馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

11月30日、中5週で迎えた23戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（11戦11勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、ブラボーデジタルに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月22日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（12戦11勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、シアワセノカネに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2014年）

1月4日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスリーバリアントに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカネトシエスプリに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月16日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のクラウンプリズムに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月9日、中2週で迎えた28戦目は、爽春賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（5戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒラボクボスに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月8日、約8か月の休養明けで迎えた29戦目は、菊の香特選（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（6戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

12月6日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた30戦目は、柿本量平騎手を鞍上に迎えて、春待月特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

12月23日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた31戦目は、イルミネーション特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は小松丈二騎手（7戦5勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

7歳（2015年）

1月2日、中0週で迎えた32戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のトーホクダッシュに4馬身の差をつけて勝利数を18に伸ばす

1月18日、中1週で迎えた33戦目は、チャレンジシリーズ第38戦（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（9戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハコイリムスメに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月28日、中5週で迎えた34戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、なでしこチャレンジカップ第1戦（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のドリームセンスに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月8日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上C2 42（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は柿本量平騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のアサカフェリスに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。