スマートディプロマ（2010年生、母エスワンプロスパー）

スマートディプロマ（2010年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時12歳）と交配したエスワンプロスパーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）細川牧場。戦績は、地方40戦3勝2着6回。2013年のビアガーデンオープン記念で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、細川牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、大川徹によって178.5万円で落札された。

川島正一厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2013年）

3月15日、デビュー戦は濱田達也騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は453kg。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で濱田達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したオールジャパンラブにハナ差届かず2着となった。

5月9日、中4週で迎えた3戦目は、木佐貫泰佑騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るトルファンを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

5月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木佐貫泰佑騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

6月18日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、オールジャパンラブにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳オープンのビアガーデンオープン記念（船橋ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

9月6日、中4週で迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフクノタイガーをクビ差だけ差し切って2勝目を収める

9月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の薄特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、沖秀一41才お誕生日おめでとう!!（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

4歳（2014年）

4月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、東原悠善騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

5月12日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた12戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2七八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東原悠善騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2十十一（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で東原悠善騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、エドノリージェントに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

7月31日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で東原悠善騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で東原悠善騎手（5戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったハワイアンリゾートに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で東原悠善騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で東原悠善騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、ブエラに半馬身交わされて2着となった。

9月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で東原悠善騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた20戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月11日、中2週で迎えた21戦目は、LIFE&LOVE賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた22戦目は、蒲田賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2六七（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2六七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島正太郎騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

5歳（2015年）

1月23日、中3週で迎えた25戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川島正太郎騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3二三（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で川島正太郎騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で川島正太郎騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月20日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で川島正太郎騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2十八 C3一（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で川島正太郎騎手（9戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、アエノブリザードに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十七 C3一（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で川島正太郎騎手（10戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトレモロアームに2馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

5月19日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で川島正太郎騎手（11戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で川島正太郎騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で川島正太郎騎手（13戦1勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で川島正太郎騎手（14戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2十二 C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で川島正太郎騎手（15戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

8月12日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で川島正太郎騎手（16戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で川島正太郎騎手（17戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた38戦目は、野方賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は東原悠善騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた39戦目は、足立ビューティフルウィンドウズ賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東原悠善騎手（10戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東原悠善騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。