ハワイアンリゾート（2010年生、母ピュールアムール）

ハワイアンリゾート（2010年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートカイザー（当時10歳）と交配したピュールアムールが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は海馬沢明。戦績は、地方37戦6勝2着3回。2013年のやまびこ賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

東眞市厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2012年）

9月23日、デビュー戦は山下貴光騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスターオブブルースに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2013年）

1月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

2月7日、中3週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月24日、中5週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のエルビウムをアタマ差振り切って制した。

4月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のスプリングカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

4月20日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳A（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテンショウリバイヴに8馬身の差をつけて制した。

5月4日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、3歳地方重賞のやまびこ賞（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハカタドンタクに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岩手ダービーダイヤモンドカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のハヤテスプリント（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタフガイに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のサファイア賞（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた13戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、地ビールフェスティバルレース（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた14戦目は、盛岡手づくり村工房まつりレース（水沢ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスミヨシルビーを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

9月22日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2一（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた16戦目は、馬肥ゆる秋盛岡市農業祭りレース（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

11月8日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、江戸川区特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2014年）

1月23日、中2週で迎えた20戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き14着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十一十二十三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

2月27日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

3月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高野誠毅騎手（6戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2十十一（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高野誠毅騎手（7戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高野誠毅騎手（8戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

7月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のトーコーキャプテンをハナ差振り切って5勝目を掴み取った。

7月31日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

8月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスマートディプロマに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月16日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた32戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、こうま座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったシャガールバローズに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月24日、中2週で迎えた34戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、週末めとろポリシャン賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた35戦目は、オリオン座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

11月28日、中1週で迎えた36戦目は、江戸川区特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた37戦目は、ホワイトクリスマス賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。