トーコーキャプテン（2009年生、母ニシノヴァージニア）

トーコーキャプテン（2009年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時12歳）と交配したニシノヴァージニアが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は福島県、生産者は（有）篠木牧場。戦績は、地方39戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は2014年の品川かえで賞(一般C2十二十三十四)。

経歴

デビュー前

嶋田幸晴厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2011年）

10月14日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は510kg。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3歳（2012年）

1月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったストーミングラブに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月27日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた8戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、5着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

8月13日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（7戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したニコマルを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（8戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（9戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（10戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた14戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（11戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、伸びてきたシルクスコーピオン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた16戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の3歳C3（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月31日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のライジングハンターに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2013年）

1月22日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた18戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた22戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2七八九（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るダイジャヤマを交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月17日、中2週で迎えた24戦目は、うしかい座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

11月25日、約6か月半の休養明けで迎えた25戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた26戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

5歳（2014年）

1月23日、中3週で迎えた27戦目は、一般C3四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、一般C3三四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3一二三（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったブラザーマンマルに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

6月6日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアビリティブルームに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月11日、中4週で迎えた32戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したハワイアンリゾートにハナ差届かず2着に甘んじた。

8月16日、中4週で迎えた33戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（10戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したローレンカフェにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月19日、中4週で迎えた34戦目は、一般C3一二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（11戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の一般C2七 C3一（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（12戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったブラザーマンマルに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中2週で迎えた36戦目は、品川かえで賞（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（13戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドラゴンマッチョに5馬身の差をつけて優勝

6歳（2015年）

6月5日、約7か月半の休養明けで迎えた37戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた38戦目は、一般C3二三（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、勝ったイクノレーヴにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3三四五（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（14戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。