プリフィーマインド（1995年生、母ウィンディロマンス）

プリフィーマインド（1995年5月8日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時8歳）と交配したウィンディロマンスが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方29戦9勝2着6回。主な勝ち鞍は1998年の名古屋チャレンジカップバニラ賞。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにてで一口馬主が募集された。

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

10月12日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3歳（1998年）

7月8日、約9か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップバニラ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスエヒロミカに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月3日、中3週で迎えた4戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、サマーチャレンジカップ（中津ダート1300m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月6日、中4週で迎えた5戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

4歳（1999年）

4月24日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着を確保した。

5月25日、中3週で迎えた7戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップジュピター賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の臥牛山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の湯浜特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

10月31日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のブラドワンに約13馬身の大差をつけて久々に勝利を挙げた。

11月21日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C3-1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロピタリヒメに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月21日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニホルダーに4馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

5歳（2000年）

1月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトップシンゲキに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月16日、中1週で迎えた16戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、雪国オールスター招待（高知ダート1900m 小雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンシナティキッドから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月5日、中2週で迎えた17戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、如月特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオギリセイコーから半馬身差の2着に敗北した。

7月16日、約5か月半の休み明けで迎えた18戦目は、一般C1-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプリングハットから2馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた19戦目は、葉月特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスピーディーキングに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月26日、中2週で迎えた20戦目は、鳳仙花特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダイコクグロリーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月16日、中2週で迎えた21戦目は、なでしこ特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビッグチェイサーに3馬身の差をつけて優勝

10月16日、中3週で迎えた22戦目は、黒潮盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（8戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた23戦目は、ふじばかま特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた24戦目は、馬路村ゆずの里ごっくん特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（10戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオースミレパードを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6歳（2001年）

1月7日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた25戦目は、プリムラ特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg絞って迎えた26戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般B（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中3週で迎えた27戦目は、桂浜盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（12戦6勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

7月2日、中3週で迎えた28戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（13戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャストメイビーから4馬身差の2着となった。

8月11日、中3週で迎えた30戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（14戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカタマルヒーローに6馬身の差をつけて制した。

9月2日、中2週で迎えた31戦目は、一般A（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（15戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のゼストに3/4馬身の差をつけて9勝目を手中に収めた。

9月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般A（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（16戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた33戦目は、一般A（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（17戦8勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中6週で迎えた34戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般A（高知ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた35戦目は、一般A（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた36戦目は、一般A（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（18戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7歳（2002年）

1月20日、中2週で迎えた37戦目は、一般A（高知ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（19戦8勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。