イダテンサイレンス（2006年生、母テンビーライアン）

イダテンサイレンス（2006年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時13歳）と交配したテンビーライアンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）豊巻牧場。戦績は、地方50戦12勝2着4回。2009年の北海道産馬特別に勝利した他、2009年の門松賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、豊巻牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、熊本県馬主会によって199.5万円で落札された。

松島壽厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2008年）

8月13日、デビュー戦は尾林幸彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のストロングホース（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。馬体重は403kg。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた2戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったケージーハマナスから2馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中2週で迎えた3戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の月待ち蟹（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のはいから特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートハートに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月16日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のファイナルホース（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムヒッカテに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月17日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2009年）

1月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の門松賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムヒッカテから2馬身差の2着となった。

1月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のフリージア賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉留孝司騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のホースナインに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉留孝司騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリアシャインに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

3月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳オープンの北海道産馬特別（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉留孝司騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムマーメイドに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4月12日、中5週で迎えた14戦目は、3歳オープンのスイートピー賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉留孝司騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンプルメロディからアタマ差の2着に甘んじた。

5月3日、中2週で迎えた15戦目は、3歳KJ3の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉留孝司騎手（11戦5勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた16戦目は、3歳KJ1の九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉留孝司騎手（12戦5勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月10日、中0週で迎えた17戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で吉留孝司騎手（13戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉留孝司騎手（14戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた19戦目は、荒尾マジャク釣り特選（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で吉留孝司騎手（15戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の小岱山賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で吉留孝司騎手（16戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のデンタルジェンヌに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

8月9日、中2週で迎えた21戦目は、3歳戦の荒尾商工会議所杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉留孝司騎手（17戦6勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月15日、中9週で迎えた22戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で吉留孝司騎手（18戦6勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で吉留孝司騎手（19戦6勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた24戦目は、哲也と淳子の入籍一周年記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で吉留孝司騎手（20戦6勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で吉留孝司騎手（21戦6勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で吉留孝司騎手（22戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた27戦目は、ニューイヤー特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月19日、中2週で迎えた28戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、2010M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた29戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた30戦目は、奥園章祝40才誕生日記念（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた31戦目は、熊本県畜産連合会記念（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は松島慧騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた33戦目は、わた春香さんのお誕生日記念（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（23戦6勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4月16日、中1週で迎えた34戦目は、わすれな草特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（24戦6勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた35戦目は、シルククリムゾン誕生日記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（25戦6勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（26戦6勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた37戦目は、BAOO天文館開設記念（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（27戦6勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（28戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた39戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は松島慧騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた40戦目は、博多風美庵「苺一笑」CUP（企）（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（29戦6勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月12日、中1週で迎えた41戦目は、荒尾盆最強杯（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（30戦6勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた42戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（31戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノスエヒロガリをアタマ差制して勝利を手に入れた。

9月17日、中1週で迎えた43戦目は、久住山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（32戦7勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムテンガネに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月24日、連闘で迎えた44戦目は、菜切川カップ（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（33戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったユニオンレディーから半馬身差の2着に敗北した。

10月8日、中1週で迎えた45戦目は、マナカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（34戦8勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノアレグロに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月29日、中2週で迎えた46戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉留孝司騎手（35戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキリシマスピードをクビ差制して10勝目を達成した。

11月4日、連闘で迎えた47戦目は、大観峰カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉留孝司騎手（36戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノチーフベアーをクビ差制して勝利数を11に伸ばす

11月19日、中1週で迎えた48戦目は、妙見岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉留孝司騎手（37戦11勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムテンガネに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2011年）

1月14日、中7週で迎えた49戦目は、繁根木川特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉留孝司騎手（38戦12勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた50戦目は、行末川特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。