ストップザタイム（2019年生、母グレイトタイミング）

ストップザタイム（2019年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「時を止めて」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時18歳）と交配したグレイトタイミングが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月27日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルクリソーラに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

3月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して9番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のチョッピーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月7日、中6週で迎えた3戦目は、3歳G2の京都新聞杯（中京芝2200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

11月12日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラスの二本松特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたサンデイビス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの栄特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川吉洋騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエスポワールミノルをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

4歳（2023年）

1月7日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラスの長良川特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川吉洋騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。

1月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラスの茶臼山高原特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で古川吉洋騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったレベランスにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

2月26日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラスの八代特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で古川吉洋騎手（7戦2勝）。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったハーランズハーツにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラスの館山特別（中山芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で古川吉洋騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラスの蓬莱峡特別（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で古川吉洋騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5歳（2024年）

6月1日、約13か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの聖護院特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で古川吉洋騎手（10戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく3着に敗れた。

6月15日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの稲荷特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

8月11日、中7週で迎えた13戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの藻岩山特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

8月25日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの2024ワールドオールスタージョッキーズ第4戦（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。