ローランパトリオ（1994年生、母ウラカワベリーヌ）

ローランパトリオ（1994年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時14歳）と交配したウラカワベリーヌが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）本間牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、地方29戦9勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の一般C1イ C2イ。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月30日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は500kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた3戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では最後まで息が続かず18着に終わった。

6月1日、中5週で迎えた4戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず13着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた7戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 小雨/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず最後はユーワエンジェルと並んで8着同着となった。

8月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた11戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は大西直宏騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた13戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた15戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

12月25日、中6週で迎えた16戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ワ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドパレスに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1998年）

1月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5ニ（宇都宮ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5ホ（足利ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキャッスルウルフに6馬身の差をつけて制した。

2月5日、中1週で迎えた19戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4ト C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口竜一騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のスルガエトワールに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月21日、中3週で迎えた21戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月13日、中2週で迎えた22戦目は、一般C4イ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月23日、中0週で迎えた23戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のローカルホープに3馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

5月4日、中1週で迎えた24戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた25戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月11日、中7週で迎えた26戦目は、古澤泰博騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた27戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のヤシマテンリュウに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月2日、中2週で迎えた29戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（足利ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のユウエーワースに2馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

9月23日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3（足利ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリョクオーボブに2馬身の差をつけて7勝目を収める

10月18日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（6戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野沢憲彦騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた35戦目は、一般C3イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードコマンドに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野沢憲彦騎手（8戦2勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1999年）

1月7日、中0週で迎えた37戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（2戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドモーメントに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月19日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサマシーザーからクビ差の2着に惜敗した。

2月3日、中1週で迎えた39戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田博美騎手（4戦3勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた40戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田博美騎手（5戦3勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月28日、中1週で迎えた41戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田博美騎手（6戦3勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた42戦目は、一般C2（足利ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田博美騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた43戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山田博美騎手（8戦3勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田博美騎手（9戦3勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。