タケデンノキボー（2001年生、母タケデンオパール）

タケデンノキボー（2001年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋希望」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時14歳）と交配したタケデンオパールが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地55戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年のセプテンバーステークス(1600万下)。

経歴

デビュー前

元石孝昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

7月26日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、5着に終わった。

9月28日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

10月19日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた5戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

11月16日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグランドハリケーンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月23日、連闘で迎えた7戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉永護騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

3歳（2004年）

1月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったシャドウハーツに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

1月31日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のウインレックスに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月27日、中4週で迎えた12戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉永護騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月25日、中3週で迎えた13戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（7戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳500万下の若鮎賞（東京芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦1勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず13着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた15戦目は、3歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（8戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

6月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（9戦0勝）。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

7月25日、中5週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（10戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

9月4日、中5週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦1勝）。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（東京芝2300m 曇/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（11戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、3歳以上500万下（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（12戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（13戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4歳（2005年）

1月9日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（中山ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（14戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

2月13日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を5馬身以上保って、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って16着に敗れた。

4月17日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のワイアットアープに1馬身3/4の差をつけて2勝目を奪取した。

6月19日、中6週で迎えた28戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の広瀬川特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

10月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、メガトンカフェに交わされて3馬身差の2着となった。

11月12日、中2週で迎えた32戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた33戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

5歳（2006年）

3月26日、約3か月半の休養明けで迎えた34戦目は、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（9戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた35戦目は、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

8月26日、約4か月の休養明けで迎えた36戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の瓢湖特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、後続との差を5馬身以上キープして、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

10月22日、中7週で迎えた37戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、伸びてきたバルバレスコ決め手に屈してハナ差の2着となった。

12月24日、中8週で迎えた38戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋智大騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のスプリングタピアンをクビ差振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

6歳（2007年）

1月14日、中2週で迎えた39戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下のテレビ山梨杯（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月12日、約6か月半の休養明けで迎えた41戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の月岡温泉特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。

11月18日、約3か月半の休養明けで迎えた42戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（15戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた43戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月22日、中2週で迎えた44戦目は、3歳以上1000万下のクリスマスキャロル賞（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

7歳（2008年）

1月5日、中1週で迎えた45戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた46戦目は、4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高橋智大騎手（3戦1勝）。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

3月16日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた47戦目は、4歳以上1000万下の浅草特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた48戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

5月31日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた49戦目は、4歳以上1000万下の由比ヶ浜特別（東京芝1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は高橋智大騎手（5戦1勝）。17頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

6月8日、連闘で迎えた50戦目は、4歳以上1000万下の三浦特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（6戦1勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

8月9日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた51戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の長岡特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアイアムエンジェルをクビ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

9月20日、中5週で迎えた52戦目は、3歳以上1600万下のセプテンバーステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして前にいた7頭を差し切り、最後は2着のホエールシャークに1馬身1/4の差をつけて5勝目をつかんだ。

12月28日、約3か月半の休み明けで迎えた53戦目は、尾張ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大庭和弥騎手（2戦2勝）。18頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

8歳（2009年）

1月10日、中1週で迎えた54戦目は、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大庭和弥騎手（3戦2勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた55戦目は、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で大庭和弥騎手（4戦2勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。