ウエルビゼン（1993年生、母ツジノコイン）

ウエルビゼン（1993年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のビゼンニシキ（当時12歳）と交配したツジノコインが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害6戦1勝2着1回、地方17戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

大塚三郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1995年）

11月27日、デビュー戦は久保田信之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた2戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナツメロンタオーから5馬身差の2着に敗北した。

3歳（1996年）

1月15日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は久保田信之騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のユウマッハに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の雪割草特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田信之騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田信之騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイアイパレスから1馬身半差の2着に敗北した。

3月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保田信之騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のひなげし特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナコールから1馬身差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた8戦目は、鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

6月5日、中2週で迎えた9戦目は、鞍上は久保田信之騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、C1一（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保田信之騎手（6戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月13日、中2週で迎えた11戦目は、プロキオン特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田信之騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた12戦目は、C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は高橋三郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた13戦目は、霜月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋三郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた14戦目は、中央区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は久保田信之騎手（8戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったアミノスタローンから3馬身差の2着となった。

12月29日、中1週で迎えた15戦目は、師走特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田信之騎手（9戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンカマーに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

4歳（1997年）

1月13日、中1週で迎えた16戦目は、初春賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田信之騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のエステーウィナーに3馬身の差をつけて優勝

2月1日、中2週で迎えた17戦目は、節分賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田信之騎手（11戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月29日、中7週で迎えた18戦目は、斉藤博美騎手を鞍上に迎えて、なにわステークス（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた19戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、メルボルントロフィー（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の下鴨ステークス（京都芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

7月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の天草特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた22戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の西海賞（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

8月31日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のリメンバーハンデキャップ（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月20日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

5歳（1998年）

1月6日、中1週で迎えた25戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったファイブハッピーから3馬身差の2着となった。

1月17日、中1週で迎えた26戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた27戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた28戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のゴッドスピードをクビ差制して制した。

4月19日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月5日、約4か月半の休み明けで迎えた30戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。