バイオマスター（1996年生、母Welsh Garden）
Bio Master
1996.03.04
バイオマスター（1996年3月4日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のStrolling Along（当時6歳）と交配したWelsh Gardenが24歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地16戦4勝2着1回。1998年の朝日杯3歳ステークス(G1)で3着に入った他、1999年のアーリントンカップ(G3)で2着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 16戦4勝 [4-1-3-8/16]
- 総賞金国内
- 9,617万円
- 生年月日
- 1996年3月4日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 宗像義忠美浦
- 馬主
- 田中春美
- 生産者
- Dermot Cantillon
- 抹消情報
- 中央：2002年12月27日抹消
地方：2001年9月12日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のWelsh Gardenは海外7戦5勝。祖母のGarden of Edenは海外7戦0勝。曾祖母のMesopotamiaは海外8戦3勝。父のStrolling Alongは海外G1・1勝（米国ダ）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Fairway＝Pharos | 6*7×5*7*7*7 | 7.81% |
| き | Mahmoud＝Khan Bahadur | 6×7 | 2.34% |
| きS | Sir Gallahad＝Bull Dog | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Nearco | 5*7×6 | 5.46% |
| 牡 | Hyperion | 6×5*6 | 6.25% |
| 牡 | Phalaris | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Blenheim | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Native Dancer | 5*5 | 6.25% |
| 牡S | War Admiral | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Bull Lea | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Bahram | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Chaucer | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Son-in-Law | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Blandford | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Sister Sarah | 6×6 | 3.12% |
| 牝 | Selene | 7×6*7*7 | 3.9% |
| 牝S | La Troienne | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ダンジグ系
- ファミリーナンバー
- 10-c
レース成績
経歴
デビュー前
宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1998年）
10月25日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイハヤブサを豪脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。
11月22日、中3週で迎えた2戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のラグタイムサンデーに2馬身半の差をつけて優勝
12月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳G1の朝日杯3歳ステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦2勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。
3歳（1999年）
2月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈の闘志で渋太く粘り込んで、最後は2着のエイシンキャメロンに1馬身半の差をつけて1位に入線したが、その後2着に降着となった。
3月28日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、3歳G3の毎日杯（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。
5月16日、中6週で迎えた6戦目は、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中勝春騎手（5戦2勝）。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。
4歳（2000年）
1月6日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた7戦目は、5歳以上1600万下のサンライズステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中勝春騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のナイキヴィジョンに1馬身3/4の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。
1月30日、中2週で迎えた8戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
5月7日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、オアシスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（7戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。
5歳（2001年）
8月12日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の天の川ステークス（新潟芝1800m 外回り 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。
9月1日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、BSN賞（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田中勝春騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
12月22日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上1600万下のクリスマスカップ（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（9戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
6歳（2002年）
1月12日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のジャニュアリーステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（10戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。
10月20日、約9か月半の休み明けで迎えた14戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のテレビ静岡賞（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、非常に速いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。
11月17日、中3週で迎えた15戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の外房ステークス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナイキアヘッドをハナ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。
12月22日、中4週で迎えた16戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2002ファイナルステークス（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き15着に敗れた。