ガイフウカイセイ（2019年生、母クリスマドンナ）

ガイフウカイセイ（2019年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「凱風快晴。葛飾北斎の最高傑作の一つ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時8歳）と交配したクリスマドンナが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は猿橋義昭。主な勝ち鞍は2023年の一般C3-7。

経歴

デビュー前

1歳のとき、猿橋義昭から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡田繁幸によって1,650万円で落札された。

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月31日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

12月18日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず最後はハコダテジョーと並んで11着同着となった。

3歳（2022年）

4月9日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線では決め手が足りず18着に終わった。

5月15日、中4週で迎えた4戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったモズクルードラゴンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したリメインステディを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

8月20日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で多田羅誠也騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で多田羅誠也騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で多田羅誠也騎手（7戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた12戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、侑生ちゃん祝7歳特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

11月20日、中5週で迎えた13戦目は、一般C3 17（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた14戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 16（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた16戦目は、2022ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

4歳（2023年）

1月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3 11（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のゲンショウに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月25日、中1週で迎えた18戦目は、えひめぼっちゃん特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

2月1日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-7（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（11戦1勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴァイオレットベガを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月7日、連闘で迎えた20戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、クロッカス特別（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた21戦目は、四万十ポーク特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったデルマウオッカにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

2月28日、連闘で迎えた22戦目は、ウメ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（13戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3月6日、連闘で迎えた23戦目は、魚梁瀬森林鉄道特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（14戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモズゴールドメダルに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月14日、連闘で迎えた24戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、アテツマンサク特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（15戦3勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた26戦目は、ハルリンドウ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（16戦3勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3-2（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（17戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた28戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（18戦3勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では少しずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のジュンツーポイントを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

10月22日、約5か月の休養明けで迎えた30戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/重）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月12日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヴェイルネビュラから2馬身半差の2着となった。

12月24日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた32戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝2970m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2024年）

1月21日、中3週で迎えた33戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、約3か月の休養明けで迎えた34戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウキョウジから2馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中2週で迎えた35戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐雄祐騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月13日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐雄祐騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のローディアマントに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた37戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。