テイエムブロッサム（2005年生、母ペパーミントグラス）

テイエムブロッサム（2005年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋花」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時10歳）と交配したペパーミントグラスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、中央平地8戦0勝、地方25戦6勝2着6回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

2月2日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい17着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた2戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた4戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた5戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムオオドリーから4馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた6戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノグランドールに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノグランドールから半馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中3週で迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカネダイシシャモに6馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月27日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシラユキに4馬身の差をつけて制した。

8月14日、中2週で迎えた10戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた12戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、祝!荒尾NRS杯（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月20日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

4歳（2009年）

1月5日、中1週で迎えた14戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で高井彰大騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

4月22日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、むつごろう特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーダイマサに5馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

4月29日、連闘で迎えた18戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月9日、中0週で迎えた19戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた20戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインホーラーからクビ差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャイニングロードから3馬身差の2着となった。

6月17日、連闘で迎えた22戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンパキラに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた24戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、あずささんお誕生日記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月27日、中5週で迎えた25戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた26戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（6戦2勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた27戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（7戦2勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた28戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムオオドリーからハナ差の2着となった。

11月3日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた29戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月19日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた30戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズウィルから2馬身半差の2着となった。

12月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のブルークマモトに5馬身の差をつけて制した。

12月30日、中3週で迎えた32戦目は、年忘れ特選（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（9戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2010年）

2月23日、中7週で迎えた33戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（10戦3勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。