キバルスター（2019年生、母マルティプライ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上雅規から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、須山悟至によって495万円で落札された。

2歳（2021年）

11月13日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3歳（2022年）

2月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野中悠太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月8日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したビーバリスタに半馬身届かず2着に敗北した。

6月5日、中3週で迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のレヴァンツォに約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

6月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイシークエンスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のラブミーユナを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

7月24日、中1週で迎えた10戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳M2のハヤテスプリント（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4歳（2023年）

4月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

5月16日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、ショウキにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月13日、中3週で迎えた14戦目は、アッヴェラルシ賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた15戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、亜咲花が川崎に花をさかせま賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のユウユウクラージュに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

7月28日、中2週で迎えた16戦目は、朝顔賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

8月21日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、ナイル賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

9月11日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた18戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、コートダジュール賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

11月1日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、一般C2七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性の敢闘精神でゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月17日、中1週で迎えた20戦目は、プレリュード・フィズ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた21戦目は、ゼロカーボンシティしながわ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（6戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって9着に終わった。

5歳（2024年）

1月23日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（7戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のホーリーキャットに2馬身の差をつけて制した。

2月15日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた25戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月31日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた26戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた27戦目は、ジャマイカ・ジョー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は野畑凌騎手（9戦1勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた29戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10月14日、中1週で迎えた30戦目は、住まいのみやこすぎなみ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鷹見陸騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでなんとか走り抜いたが、ゴールデンエールに交わされて2馬身半差の2着となった。