ビーバリスタ（2019年生、母エムアイルシェル）

ビーバリスタ（2019年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+バリスタ。父名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のジョーカプチーノ（当時13歳）と交配したエムアイルシェルが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタガミファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳C1二。

経歴

デビュー前

新谷功一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

10月2日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

3歳（2022年）

1月12日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

1月22日、中0週で迎えた3戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

4月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったライヴガーネットに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月8日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて、最後は2着のキバルスターを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた7戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ラブミーユナに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月29日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた9戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた10戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

4歳（2023年）

3月14日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のクリノサルベージをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

3月26日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、一般C1三（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

2022年1月19日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。

10月9日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた13戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、うまレター賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月7日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

12月5日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、イーストスタッド特別（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた18戦目は、来年も、岩手競馬に会いに行こう（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5歳（2024年）

3月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月31日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のズアーに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

4月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2022年1月19日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。