ライヴガーネット（2019年生、母インヴィンシブルタッチ）

ライヴガーネット（2019年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+宝石の一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のコパノリッキー（当時9歳）と交配したインヴィンシブルタッチが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は田中裕之。主な勝ち鞍は2022年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中裕之から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、澤田孝之によって550万円で落札された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

11月21日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

3歳（2022年）

2月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

3月6日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、土田真翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた4戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のビーバリスタに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月8日、中1週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のラブミーユナに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5月31日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のアキノポエムに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のラブミーユナを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

6月26日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、セシボンにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

8月7日、中3週で迎えた11戦目は、3歳B1一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B1一（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のうまのわーるど賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい最後はレガートワルツと並んで5着同着となった。

10月2日、中1週で迎えた15戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトーセンマッシモに1馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロードアルバータにクビ差交わされて2着となった。

11月22日、中4週で迎えた17戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、高崎ハム賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したレッドコーラルを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月22日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた18戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、深谷『ふっかちゃん』賞（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4歳（2023年）

1月10日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

2月13日、中4週で迎えた20戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、春の月特別（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月21日、中4週で迎えた21戦目は、爽春特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野畑凌騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

8月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた22戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野畑凌騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた23戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野畑凌騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで踏ん張ったが、ティーズロックに交わされて1馬身半差の2着となった。

9月19日、中2週で迎えた24戦目は、秋明菊特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ノブオートーケンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中3週で迎えた25戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、金木犀特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したメラスクリオスを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中4週で迎えた26戦目は、高崎ハム賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木間塚龍馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月26日、中4週で迎えた27戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、クライマックスリレーin浦和賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5歳（2024年）

3月25日、約3か月の休み明けで迎えた28戦目は、幸手桜トンネル賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木間塚龍馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた29戦目は、観光するならさいたま市賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。