ラルムドランジュ（2015年生、母Mer de Corail）

経歴

デビュー前

2歳（2017年）

10月7日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は418kg。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月2日、中7週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた3戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

3歳（2018年）

1月27日、中3週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4月1日、中8週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、伸びてきたレッドガラン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

4月21日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったアンリミットにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中3週で迎えた7戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のタイセイトレンディをハナ差振り切って未勝利戦を制した。

7月14日、中7週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

8月25日、中5週で迎えた9戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

12月8日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の犬山特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4歳（2019年）

2月16日、中9週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の大牟田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた12戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の八代特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

4月20日、中6週で迎えた13戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の伏拝特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルパッセをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月30日、中9週で迎えた14戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのさくらんぼ特別（福島芝1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のシゲルベンガルトラに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月31日、中8週で迎えた15戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上3勝クラスの道頓堀ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジュランビルをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。