ハロービクトリー（1991年生、母ハロースイートシング）

ハロービクトリー（1991年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホスピタリティ（当時12歳）と交配したハロースイートシングが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北海牧場。戦績は、中央平地9戦2勝、地方15戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

5月1日、デビュー戦は西園正都騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタイバレリーナに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月5日、中2週で迎えた3戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月6日、中8週で迎えた4戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

9月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は川合達彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

9月24日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4歳（1995年）

5月14日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた9戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のビートパッションをクビ差振り切って2勝目をゲットした。

5歳（1996年）

1月13日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた11戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のキングツービートに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

2月20日、中1週で迎えた13戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノウインから3/4馬身差の2着となった。

3月4日、中1週で迎えた14戦目は、烏川特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた15戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月5日、中4週で迎えた16戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、群馬記念（高崎ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた17戦目は、尾瀬特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のトドロキダービーに3馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

11月18日、約5か月半の休養明けで迎えた18戦目は、信濃特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラヴメッセージから半馬身差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた19戦目は、宇都宮記念（宇都宮ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤誠騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月31日、中3週で迎えた20戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（1997年）

1月26日、中3週で迎えた21戦目は、新春杯（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた22戦目は、こうずけ特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウトライをアタマ差制して制した。

3月3日、中1週で迎えた23戦目は、白根山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマロンビーボーに4馬身の差をつけて6勝目をマークした。

3月30日、中3週で迎えた24戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライアンズロマンから1馬身半差の2着となった。