キングツービート（1989年生、母ハマノケンザン）
King to Beat
1989.04.14
キングツービート（1989年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハードツービート（当時20歳）と交配したハマノケンザンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下 清志。戦績は、中央平地7戦1勝、地方48戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
山田要一厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1992年）
3月7日、デビュー戦は蛯名利弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。
10月3日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のリンデンセイコーをアタマ差振り切って未勝利戦を制した。
10月24日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。
4歳（1993年）
2月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は垂れてしまい15着に終わった。
3月14日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名利弘騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
4月11日、中3週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯名利弘騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。
5月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、5歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で蛯名利弘騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。
7月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から21kg戻して迎えた8戦目は、松田由之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップグレートから2馬身差の2着に敗北した。
10月29日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリチェイサーに1馬身半の差をつけて制した。
11月10日、中1週で迎えた10戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユートハイソロンに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。
12月17日、中4週で迎えた11戦目は、師走特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバゴーストに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。
5歳（1994年）
1月4日、中2週で迎えた12戦目は、やまどり特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバゴーストに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
1月25日、中2週で迎えた13戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（4戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホクセイライトに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
2月22日、中3週で迎えた14戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で木村芳晃騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスターポジションに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
3月6日、中1週で迎えた15戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村芳晃騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートガンに半馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
3月21日、中1週で迎えた16戦目は、鞍上は8戦連続で木村芳晃騎手（7戦7勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノキングから約13馬身差の2着となった。
5月5日、中5週で迎えた17戦目は、端午賞（高崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で木村芳晃騎手（8戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月29日、約6か月の休養明けで迎えた18戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で木村芳晃騎手（9戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。12着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた19戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で木村芳晃騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月22日、中1週で迎えた20戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で木村芳晃騎手（11戦7勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月13日、中2週で迎えた21戦目は、三国峠特別（高崎ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で木村芳晃騎手（12戦7勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のクシロフアイターに半馬身の差をつけて雨下の激戦を制した。
6歳（1995年）
1月2日、中2週で迎えた22戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で木村芳晃騎手（13戦8勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のオキノタツヨシに3/4馬身の差をつけて10勝目を達成した。
1月16日、中1週で迎えた23戦目は、少林山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で木村芳晃騎手（14戦9勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月5日、中2週で迎えた24戦目は、くろまつ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で木村芳晃騎手（15戦9勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月21日、中1週で迎えた25戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で木村芳晃騎手（16戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月8日、中1週で迎えた26戦目は、烏川特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で木村芳晃騎手（17戦9勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月19日、中1週で迎えた27戦目は、鞍上は19戦連続で木村芳晃騎手（18戦9勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月3日、中5週で迎えた28戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月29日、中3週で迎えた29戦目は、三国峠特別（高崎ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（19戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月16日、中2週で迎えた30戦目は、三国峠特別（高崎ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（20戦9勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月4日、中2週で迎えた31戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（21戦9勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月14日、中5週で迎えた32戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（22戦9勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月20日、約4か月半の休み明けで迎えた33戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。
7歳（1996年）
1月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（23戦9勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。
1月15日、中1週で迎えた35戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（24戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（25戦9勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月9日、中1週で迎えた37戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハロービクトリーから2馬身差の2着に敗北した。
2月22日、中1週で迎えた38戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（26戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月4日、中1週で迎えた39戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（27戦9勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月17日、中1週で迎えた40戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（28戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月29日、中1週で迎えた41戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（29戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月18日、中2週で迎えた42戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（30戦9勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月6日、中2週で迎えた43戦目は、舞木強騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月30日、中2週で迎えた44戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で舞木強騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライトライトからクビ差の2着となった。
6月26日、中3週で迎えた45戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で舞木強騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月21日、中3週で迎えた46戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で舞木強騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月13日、中2週で迎えた47戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で舞木強騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月9日、中3週で迎えた48戦目は、三国峠特別（高崎ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で舞木強騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月29日、中2週で迎えた49戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で舞木強騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月13日、中1週で迎えた50戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で舞木強騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月19日、中4週で迎えた51戦目は、一般B1 B2-2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（31戦9勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月17日、中3週で迎えた52戦目は、一般B2 B3-3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（32戦9勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
8歳（1997年）
1月2日、中1週で迎えた53戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3-3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
1月12日、中0週で迎えた54戦目は、一般B3 C1-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で米田弘一騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
1月23日、中1週で迎えた55戦目は、一般B3 C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米田弘一騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。